利楽のBooK感

本の紹介と検証。健康(睡眠・食事・運動・ストレス)がメインですが他にも小説等についても紹介していきます😊

第一種衛生管理者免許試験(結果編)

   前回お話ししましたように、11月23日に第一種衛生管理者免許試験を受けましたが、その合格者発表が12月14日ウェブ上で発表されました。結果はといいますと「合格」でした!

 

 

   試験を受けた神奈川の出張特別会場では試験日から合格発表まで約3週間かかりますが、市原の通常の試験会場だともっと短い期間で発表されるようです。試験時間は3時間と結構長いので時間は余りました。試験前は合格する確率は感覚的に60%位かなと思っていましたが、試験が終わった後の手ごたえは30%位でした。

 

   といいますのも、この資格は出題内容が、

①関係法令(有害業務に係るもの) 

②関係法令(有害業務に係るもの以外のもの)

③労働衛生(有害業務に係るもの) 

④労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 

⑤労働生理

 

の5項目で、合格基準が合計点数60%以上、かつ、範囲ごとの得点がそれぞれ40%以上とあり、このそれぞれ40%以上の得点という部分をクリアできない可能性があったのです。ちなみに第二種衛生管理者の試験は②と③の「有害業務に係るもの」は出題されません。

 

   全体としては、合格基準の合計点数60%以上は問題なく超えていたと思うのですが、出題内容の1つが40%以上という基準のギリギリのラインでした。この試験は試験問題の持ち帰りは禁止なので、正確に答え合わせをすることができず、合格発表まで待つしかありませんでした。不合格になるのではないかと半ば諦めていたので合格できてラッキーでした。

 

   合格した後の流れについては次のようになります。免許制なので免許を発行するための申請が必要になり、合格すると「免許試験合格通知書」(ハガキ)が届きますので、それを試験日当日に配布された封筒に同封して、写真やその他必要書類と一緒に郵送で提出することになります。インターネット上でも申請できるのですが、結局、写真や一部の書類は郵送にして送らなければなりません。今やマイナンバーカード申請や証券口座開設などインターネット上でアップロードして提出すれば全てが完結するので、早くそのようにできればなと思います。

 

   [実際に使用した参考書や問題集]

  • 2022年度版スッキリわかる第1種衛生管理者 テキスト&問題集(堀内れい子著、TAC出版)
    <Amazon売れ筋衛生管理者部門ランキング1位レビュー評価 ☆4.3>
  • 衛生管理者 第1種・第2種 一問一答問題集 2021年度版(Tokyo Interactive、Kindle版)
  • 次回は資格検定のターゲットとして国家資格である「ITパスポート」を受ける予定です。早速参考書を購入しましたが、全464ページと思ったより厚みがあります。この資格の試験内容はITスキルの基本的なことで、ITエンジニアにとっては当たり前の知識のようです。特に就職に有利になるという資格では無いのですが、最近のIT事情についていけるよう資格を取得しようと思い立ちました。

今年読み終えた本(2022年)

 今年読み終えた本をタイトルと著者、出版社をあげてみました。その中でも気に入った本はまた後日改めて紹介します。

< 1〜5月> 19冊

  • 決定版・慰安婦の真実ーー戦場ジャーナリストが見抜いた中韓の大嘘(マイケル ヨン著、扶桑社)
  • 解明!大日本帝国の謎がわかる本(大日本帝国の謎検証委員会、彩図社)
  • 私の考え(三浦 瑠麗著、新潮新書)
  • フロイトユング(小此木 啓吾/河合 隼雄著、講談社)
  • 日本列島5億年の秘密がわかる本(地球科学研究倶楽部、学研プラス)
  • うまくいってる人のシンプルな「朝・夜」習慣(PHP)
  • 図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本(内藤誼人著、明日香出版社)
  • 「読む」だけで終わりにしない読書術 1万冊を読んでわかった本当に人生を変える方法(本要約チャンネル、アスコム)
  • 心理術サクッとノート(神岡真司著、永岡書店)
  • 賢く「言い返す」技術(片田珠美著、三笠書房)
  • 一流の頭脳(アンデシュ・ハンセン著/御舩由美子訳、サンマーク出版)
  • 脳にいいことベスト211(アダムズ・メディア著、文響社)
  • 今日がもっと楽しくなる行動最適化大全 ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す(樺沢紫苑著、KADOKAWA)
  • Tarzan特別編集 決定版 自律神経を整える。(マガジンハウス)
  • アタマのトレーニング123問    脳活(サプライズBOOK)
  • 陸遜(太佐順著、PHP研究所)
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか(櫻井武著、講談社)
  • 精神科医が教える ストレスフリー超大全(樺沢紫苑著、ダイヤモンド社)
  • 遅読家のための読書術(印南敦史著、PHP研究所)

<6月> 10冊

  • 人を動かす 完全版(D・カーネギー著/東条健一訳)
  • 「本の読み方」で人生思い通りになる読書革命(金川顕教著、総合法令出版)
  • 読んだら忘れない読書術(樺沢紫苑著/サンマーク出版)
  • 東大教授が教える独学勉強法(柳川範之著/草思社)
  • 火花(又吉直樹著/文藝春秋)
  • 異端のすすめ 強みを武器にする生き方(橋下徹著/SBクリエイティブ)
  • アフィリエイト実践講座 〜あやぴが教えるレビューブログで目指せ!月10万円の副収入(竹中綾子著/技術評論社)
  • 脳が認める勉強法(ベネディクト・キャリー著/花塚恵訳)
  • やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ(大平信孝著、かんき出版)
  • 『お金持ち列車』の乗り方 すべての幸せを手に入れる「切符」をあなたへ(末岡よしのり著、東邦出版)

<7月> 7冊

  • ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方(能勢博著/講談社)
  • トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ(ジェイソン・ファン著/多賀谷正子訳、サンマーク出版)
  • 考え方を少し変えるだけで、人生が変わる(心理カウンセラーHalu著)
  • 劇場(又吉直樹著/新潮社)
  • 50代にしておきたい17のこと(本田健著、大和書房)
  • 図解でわかる 14歳から知る 人類の脳科学、その現在と未来(インフォビジュアル研究所、太田出版)
  • 神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り(星渉著、KADOKAWA)

<8月> 7冊

<9月> 10冊

  • 引き寄せの法則(J・マイケル・ロオジエ著/石井 裕之訳、講談社)
  • 自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング(アラン・ピーズ/バーバラ・ピーズ著、サンマーク出版)
  • どうしてもがんばらなくてはならない人の徹夜完全マニュアル(宮崎総一郎/森国功著、中経出版)
  • 医者が教える正しい病院のかかり方(山本健人著、幻冬舎)
  • はじめての人のための3000円投資生活(横山光昭著、アスコム)
  • 読みたいことを、書けばいい。(田中泰延著、ダイヤモンド社)
  • 「マンガ」日本の歴史がわかる本(〈幕末・維新〜現代〉篇)(小杉あきら/小和田哲男著、三笠書房)
  • スイング売買の心得(リチャード・D.ワイコフ著/鈴木敏昭訳)
  • 東大首席が教える「間違えない」思考法(山口真由著、PHP研究所)
  • 笑いと治癒力(ノーマン・カズンズ著/松田銑訳)

<10月> 6冊

<11月> 4冊

<12月> 8冊

  • 「めんどくさい」がなくなる本(鶴田豊和著、フォレスト出版)
  • ハーバードで喝采された日本の「強み」(山口真由著、扶桑社)
  • 心に響くことだけをやりなさい!(ジャネット・アットウッド/クリス・アットウッド著、フォレスト出版)
  • 東大首席・ハーバード卒NY州弁護士が実践!誰でもできる〈完全独学〉勉強術(山口真由著、SBクリエイティブ出版)
  • クリエイティブの授業(オースティン・クレオン著/千葉敏生訳)
  • 自分の人生の見つけ方(ジャネット・アットウッド/クリス・アットウッド著、SBクリエイティブ出版)
  • こころがやすらぐ本(ルイーズ・L.ヘイ著/矢萩とも子訳、大和書房)
  • 「引き寄せ」の教科書(奥平亜美衣著、アルマット)

   結局、2022年の読書数は71冊でした。女優の芦田愛菜さんは中学生の時には、年間100冊以上の本を読んでいたそうです。彼女は現在、高校生ですがコメント等も理路整然としており、これも少なからずとも読書の影響があるのではないかと感じました。

第一種衛生管理者免許試験

 11月23日(水)、第一種衛生管理者免許試験を受けてきました。この資格は国家資格の中でも比較的合格しやすく、昨年(令和3年度)の合格率は42.7%でした。しかも毎月3、4回ほど試験があるため年に何度も受けるチャンスがあります。ちなみに第二種衛生管理者免許試験の合格率は49.7%です。常時50人以上の労働者を使用する事業場では衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち、衛生に係わる技術的な事項を管理します。このように企業では法律上(労働安全衛生法)衛生管理者を選任することが義務付けられているため、社員にこの資格を取得するように勧めている会社は比較的多いようです。

   今回はこの資格を受けるにあたっていつもと違う勉強法を試してみようと思いました。いつもは検定や資格試験を受ける前、山口真由さんの「7回読み勉強法」を実践して臨むのですが、今回は別な勉強方法を検証するために問題集だけで受験しようかと考えました。今回の新しい試みは、問題だけを解くこととスマホを利用しKindleで勉強するという方法です。特に「7回読み勉強法」に問題があったわけではなく、この勉強法を取り入れるようになってからは(今まで受けた検定や資格試験が簡単なのではということもあるかもしれませんが)一度も不合格になったことがなく、全て一発で合格しています。「7回読み」は特に選択式問題には非常に有効です。しかし、何故かいつも参考書を7回読むのが間に合わず、3回しか読めずに試験日が来てしまいます。今回も3回読みに問題集を1回解き試験日を迎えてしまいました。今までの経験に基づくと4回読んだ時は比較的楽に合格できたのですが、3回読みで終わった場合、いつも合格ラインギリギリの点数になってしまいます。

   試験日があと数ヶ月という時に気がついたのですが、試験会場が千葉県市原市で、自宅からは電車で片道2時間以上もかかり「嘘だろ!」とテンションは下がってしまいました。よくよく調べていくと出張特別試験というものがあり、東京・埼玉・神奈川で年に1回ずつ開催されることを知り、再びテンションはUP⤴️すでに東京会場は試験日が終わっていたため、埼玉会場を申込む予定でした。しかし、締切り前に埼玉会場は満席になってしまい申込むことができませんでした。結局、次の横浜で行われる神奈川会場を申込みしました。このように特別出張会場は各会場年1回しかないため、締切り予定日より早く受付が終了する場合もあるので申込みを予定している方は注意して下さい。

   さて、再度テンションが上がってきたのは良かったのですが、先程の問題集を解くだけの勉強法だと、いまいち学んでいるという実感が湧かず、しかも2回目の問題集をやったときには全く覚えていませんでした。この勉強法だと間を開けずに2回目、3回目と続けてやっていかないと効果がないと思い、「問題集だけ勉強法」は断念。結局は自分のペースでできる「7回読み勉強法」に戻すことにしました。この勉強法は1〜3回目を流し読み(サーチライト読み)、4〜5回目、6〜7回目と3段階に読み方を変えていきます(詳細は山口真由さんの下記の本を読んで頂ければと思います)。山口真由さんの言う「サーチライト読み」が未だ上手くできませんが、もっと練習を積んで試験前には参考書を7回読み終え、合格ギリギリではなく楽に合格できればなと思っています。

結果はまた後日、皆さんにお知らせします🙂

  • 東大首席・ハーバード卒NY州弁護士が実践!誰でもできる〈完全独学〉勉強術(山口真由著、SBクリエイティブ出版)
  • 東大首席が教える賢い頭をつくる黄金のルール(山口真由著、セブン&アイ出版)
  • 東大首席が教える超速「7回読み」勉強法(山口真由著、PHP研究所出版)

「読みたいことを、書けばいい。」(田中 泰延著/ダイヤモンド社)

 冒頭いきなり「あなたはゴリラですか?」とくる。「YES or NO」で選択して次に進む。なんだこの始まりは。思っていたのと全然違うぞ。タイトルが気になってこの本を購入したのだが面白くてどんどん引き込まれていく。出だしから笑え、退屈なくあっという間に読み終えました。海外の自己啓発本やビジネス書などでも本当にユーモラス豊かで最後まで飽きずに読める本が数多くありますが、この本はそんな本です。

 自分が思っていた内容と全く違いましたが面白く、非常に参考になりました。例えば、この本ではネット等による二次資料、三次資料ではなく書きたい記事の発信元である一次資料の重要さを説いています。一次資料をもとにすればその記事の重みが増すということです。また、就活してる人にも履歴書の書き方など参考になるかもしれません。この話も笑えましたが。

 ブログの書き方の参考になればと思い購入しましたが、著者のいう「愛と敬意」を忘れずにブログではこの本のように面白く役立つような本をいろいろと紹介していこうと思います。

 

読書の効果

 日本人の1ヵ月の読書数は文化庁が2019年に実施した調査によると「1,2冊」が37.6%、「3,4冊」が8.6%、「5,6冊」が3.2%、「7冊以上」が3.2%、そして驚くべき事に1冊も読まないという人が47.3%もいたと言うことです。

 かく言う私も実は数年前まで年に数冊しか本を読まなかったのですが、今では月に7〜10冊ほど読むようになりました。読書をするといろいろなメリットがあり、「知識が増える」「問題解決・軽減」「ストレス軽減」や他にも「想像力や思考力が高まる」「漢字に強くなる(特に読み)」「スキマ時間にできる」など良いこと尽くしです。


「知識が増える」はただ単に本を読み終えても日数が経つと忘れてしまいます。アウトプットすることによって知識が定着していきますので、せっかく本を読んだならば何らかの形でアウトプットすることをお勧めします。「ブログを書く」という行為もアウトプットなので読書だけで終わらせるよりは知識が定着するでしょう。

 ここで1つの参考例としてアメリカ国立訓練研究所によるアウトプットの効果を示した「ラーニングピラミッド」という、学習方法と平均学習定着率の関係を示したデータがあります。

  • 講義 5%
  • 読書 10%
  • 視聴覚 20%
  • デモンストレーション 30%
  • グループ討論 50%
  • 自ら体験する 75%
  • 人に教える 90%

以上のように普通に本を読んだだけでは10%しか学習が定着せず、更に「人に教える」ことによって90%も定着率が見込めるということです。特にその中でも「グループ討論」「自ら体験する」「人に教える」を総称してアクティブラーニングといい、自ら能動的に学ぶことが注目されています。一方、従来の受動的な学習方法をパッシブラーニングといいます。YouTube」でアウトプットするという行為もアクティブラーニングの1つである「人に教える」と同様の知識の定着率が見込めるのではないでしょうか。

 そして「知識の定着」にしてもそれだけではもったいない。資格や検定に合格する、受験に合格するのが目的であれば「知識の定着」で終わらしても良いのかもしれません。また、小説など楽しむのが目的であれば「知識の定着」すら必要ないのかもしれません。ただ、何か目的があって本を読むのであれば、それを実践できることなら試してみる。その方法は効果があるのか、そして自分に合っているのか、実際に自分で検証してみるとより一層深みが出てくるでしょう。


「問題解決・軽減」は悩んでることに関連する本を読めば問題の9割は解決し、そして、たとえ解決できなくともその本を読むだけで悩みが軽減するということです。人間の悩みというものは歴史を振り返っても同じような問題の繰り返しです。大抵のことは今まで出版された数多くの本によって解決策が出ています。


「ストレス軽減」は本を読むとストレスの68%も軽減されると言われています。これはイギリスのサセックス大学のストレス解消についての研究で心拍数や筋肉弛緩による検証の結果、以下のようになりました。

  • 読書 68%
  • 音楽試聴 61%
  • コーヒー 54%
  • 散歩 43%
  • テレビゲーム 21%

 そして静かな場所であれば何と6分間の読書で3分の2以上のストレス軽減がされるというわけです。(このデータについては出所がはっきりしていないとう話もありますが、実際に私の経験に基づくといろいろな方法を試した結果、読書が1番だと思っています。この件については後日お話ししていきたいと思います。)


 その他にも1日30分以上の読書で死亡率が約20%減少するというデータもあります。また、年収と読書量との関連データでは年収が高い人の方が読書量が多いという結果もあます。

このようなデータからも読書に対して1人でも多く、そして1冊でも多く本を読んでいただいて、その結果、多くの人が豊かな人生を送ってほしいと願い、そのために読書ってこんなに楽しいものだと思っていただけるような本を今後は紹介していきたいと思います。